2010年12月30日

◆ 第5回慶應大学ビジネスコンテスト

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今年5回目となる、慶應大学KBC実行委員会主催のビジネスコンテストの最終審査会・発表会・表彰式が、12月23日(祝)に慶応大学日吉キャンパスの藤原洋記念講堂で開催され、審査員を務めてきた。その講堂を建ててくださった藤原さんも審査員だったので1年ぶりに同じ場所で再会。

募集要項はこんな感じ。
http://sites.google.com/site/busiconportal/contests/27

募集テーマは、「破壊的イノベーションを起こす新事業」。

たくさんの応募のなかから、一次審査、外部の経営者・有識者を中心に構成される二次審査を勝ち進み、その日は最終審査会。その構成メンバーはこんな感じ。

http://www.keio-contest.org/jp/activity/bc/judge/

審査会では、審査員の前でファイナリストが順にプレゼンをしてもらい、審査員による質問に答えてもらうのだが、例年同様、質疑応答で終わらずに、いきなり突っ込みやアドバイスが飛び交うことも。結果的に、最終審査会で事業計画にさらに磨きがかかる結果をもたらすこともあった。また、このコンテストをきっかけとして、良いメンター(指導者)とメンティー(指導してもらう側)の関係が始まった例もある点も、KBCの特徴といえる。

ファイナリストのなかには、実際に就活を中止してこの事業の立ち上げに賭けるという学生もいて、真剣味を感じさせる。

そのあとに開かれた懇親会では、いろいろな人に知り合えた。とくにベンチャー立ち上げを計画している人たちや、経営中の人たちがよく声をかけてくれた。こういう場で知り合うと、誰であっても、どんな事業であっても、思わず応援やアドバイスをしてしまう。

元気がない最近の日本、とよく言われるが、元気は、あるところには、あるようだ。

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posted by Nobby at 02:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ベンチャービジネス